03,
2008

最近こどもの絵本を頂いたり、買ったりしています。
その中で感動した絵本といえば『ビロードのうさぎ』です。
クリスマスプレゼントでもらった素敵なビロードのうさぎ。
しかし、他のあたらしいオモチャに人気を奪われてしまいますが、
その中の古いウマのオモチャだけは、うさぎにやさしく接してうさぎに諭してくれます。
「ほんものというのはね、
ながいあいだに 子どもの
ほんとうの ともだちになった
おもちゃが なるものなのだ。」
ボロボロになっても大切にしてもらえるモノこそが
大切なのだと教えてくれたのです。
ある晩からぼうやお気に入りのイヌのおもちゃにかわって
お手伝いさんに枕元に置いてもらったうさぎ。
それからぼうやとうさぎとは仲良くなって、
どんな時でも、ぼうやのそばにはうさぎがいるのでした。
やがて、うさぎはボロボロになり、どろんこになってしまいますが、
まわりの誰が何と言おうとぼうやはうさぎと片時もはなれようとしません。
ある時、坊やが高熱を出してしまったことがきっかけで
うさぎをはじめとするおもちゃを処分して
海のある家でくらすことになったぼうや。
うさぎはぼうやとお別れです。
うさぎの運命は・・・
といった内容ですが、最後ぼうやとうさぎが再会するのですが、
それもまた素敵な場面です。
酒井駒子さんの絵が飾り気のない温かみがある上に
このストーリーの中のうさぎの切ない気持なって読み心が洗われました。
絵本は、子どもに読んだりするだけではない、
大人たちが忘れてはいけないものを与えてくれるビタミン剤のようなものですね。
あたらしいさわやかな朝を迎えるために僕らがいっぱい絵本から
感動をつめこんでみたい、そう思った絵本でした。
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